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八幡浜市[やわたはまし]
八幡浜市(やわたはまし)は、愛媛県西端にある佐田岬半島の付け根に位置する市である。北に伊予灘、西に宇和海を望み、丘陵地が多く、海はリアス式海岸が続き、温暖で風光明媚なところである。古くは、九州や関西地方との海上交易が盛んで「伊予の大阪」と謳われ、現在は、年間40万人近くが行き来する西日本有数の八幡浜港を抱え、四国の西の玄関口、西四国の交流・交易活動の拠点として発展してきた。 温暖な気候と地形を生かした柑橘栽培が盛んで、温州みかんは質・量ともに全国有数の産地であり、「日の丸」「真穴」「川上」「蜜る」など全国に知られたブランドみかんを生産している。太陽の直射光、海からの反射光、段々畑の石段の輻射熱の「三つの太陽」を浴びて育ったみかんの美味しさはひとしおである。また、漁業も盛んで、とりわけ有名なのは、四国一の規模を誇る魚市場である。八幡浜港は天然の良港として栄え、中型トロール船団の基地となっており、四季折々のたくさんの種類の魚が水揚げされ、早朝の活気にあふれた市場風景と産直市場である「どーや市場」は、市の名物となっている。 2005年(平成17年)3月28日、西宇和郡保内町と合併し、新しい八幡浜市となった。 == 地理 == 八幡浜市は、愛媛県の西部、佐田岬半島の基部に位置し、総面積は133.03平方キロメートルで、北は瀬戸内海に面し、東は大洲市、南は西予市、西は伊方町と接している。また、西側の南半分は、豊後水道(宇和海)をはさんで九州に対している。海岸線はリアス式海岸を形成しており、急斜面が海岸に迫る地形で平坦地が少なく、岬と入り江が交錯した風光明媚な景観をなしている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八幡浜市」の詳細全文を読む
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