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八戸城 : ウィキペディア日本語版
八戸城[はちのへじょう]

八戸城(はちのへじょう)は青森県八戸市にかつて存在した日本の城平城)である。
== 概要 ==
八戸城は、現在の八戸市内丸に位置し、根城(八戸)南部氏が拠点としていた八戸根城とは全く別個の城郭である。
南部師行八戸根城を築くのとほぼ同時に根城南部氏2代政長の三男・信助が根城の支城として築いたのが始まりとされ、築城時期・館の位置・規模については不明である。その後、この一族は中館(なかだて)氏を名乗り、居城は中館と呼ばれた。八戸は津軽領と接する要衝であったことから、南部利直は、寛永 4年(1627年)に根城(八戸)南部氏が遠野へ移封されると、中館氏もこれに従い、八戸は南部(盛岡)藩の直轄地として代官支配によって整備を行っていった。
八戸藩が分立されると、初代藩主である直好は名を直房と改め、新たに居城を築くことなく、三八城山に既にあった盛岡藩時代の建物を引き継いで、館を修築して八戸城として使い、家臣団の編成と城下町の整備に取り組んだ。
城郭は本丸二の丸から構成される。現在は跡地に三八城神社三八城公園がある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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