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八木山緑町遺跡[やぎやまみどりちょういせき] 八木山緑町遺跡(やぎやまみどりちょういせき)は、宮城県仙台市太白区八木山緑町にある縄文時代と弥生時代の遺跡である〔仙台市のサイト内にある「仙台市の遺跡」では、平安時代も含めるが、本文に言及がないのでよくわからない。八木山緑町遺跡の紹介 〕。石器・土器のほか、竪穴式住居跡が複数見つかっている。 == 解説 == 標高85メートル、仙台市南西部の八木山丘陵、向山幼稚園の南西隣にある。仙台平野にほど近く、平野部には弥生時代に水田(富沢遺跡)が開かれ、古墳時代に多数の古墳が築かれたが、縄文時代の遺跡は多くない。 3回の発掘調査は、仙台市教育委員会によって実施された。第1回は1995年の宅地造成のための事前調査として行われ、これによって縄文時代の竪穴住居跡5、弥生時代の竪穴住居跡2、土坑多数、遺物多数が発見された。第2次調査では弥生時代の土坑墓跡数基が見つかった〔「八木山緑町遺跡(第3次)発掘調査報告書」48頁。〕。 第3次発掘調査は、2002年4月10日から5月13日に、350平方メートルで実施された。竪穴住居跡1、土坑7、ピット多数が見つかった。161点の石器には、石鏃2、石匙2、尖頭器2、多数の剥片と不定形石器があり、礫石器23点の中には磨凹石9、磨石10、凹石1、敲石1、石皿2があった〔「八木山緑町遺跡(第3次)発掘調査報告書」63頁。〕。土器のほとんどは縄文土器の大木式6式と7式に属する破片で、多くは深鉢ではないかとされる〔「八木山緑町遺跡(第3次)発掘調査報告書」56頁、63頁。〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八木山緑町遺跡」の詳細全文を読む
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