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八木 康夫(やぎ やすお、1950年7月16日 - )は、日本のテレビドラマプロデューサー、元TBSプロデューサー。 ==来歴・人物== 愛知県出身。愛知県立明和高等学校、早稲田大学第一文学部社会学専修卒。大学時代は教師を目指し社会科の教員免許も取得していたが、ジャズに興じていた事もあり音楽番組の制作を希望して1973年にTBS(現・東京放送ホールディングス)へ入社。入社2年目に放送開始した『サウンド・イン"S"』に憧れて同番組の担当を熱望していたが、その夢は叶わず入社3年目からTBS制作1部(現・ドラマ制作部)に異動となり柳井満班に所属。以後はドラマ制作者として先輩の柳井や大山勝美の下で修業を積んだ。 八木のAD時代、ドラマプロデューサーはAD→Dを経て40歳前後で就任するケースがほとんどだったが、当時直属の上司だった柳井の進言により32歳の若さでドラマプロデューサーに就任。初プロデュース作『昭和四十六年 大久保清の犯罪』は視聴率34.0%〔ビデオリサーチ調査、関東地区。〕を獲得する大ヒットとなった。その後はプロデューサー業に専念するため、1983年の『青が散る』を最後にディレクター業は一切行っていない。 以後ドラマプロデューサーとして数多くのヒットドラマを手がけ、作品によっては実在人物と登場人物を絡ませることもあり(『パパはニュースキャスター』、『末っ子長男姉三人』など)、『うちの子にかぎって…』の様に八木自身が出演したものもある。 2009年、編成制作局(現・制作局)付ドラマ担当プロデューサーの肩書きでTBSテレビの取締役に就任。現場から異例の役員昇進となった。 2013年、『悪女について』のプロデュースで芸術選奨文部科学大臣賞(放送部門)受賞。 2014年4月、TBSテレビ取締役を退任し、同局の執行役員に就任。 2015年、ドラマ『おやじの背中』において、東京ドラマアウォード2015のプロデュース賞を受賞。 2016年3月31日付でTBSテレビ執行役員を退任、TBSを退社した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八木康夫」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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