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八木書店(やぎしょてん)は、日本の文芸・学術出版社であり、古書店、新刊書取次でもあり、住所番地から分かるように、神田古書店街の中心に在り、古書店業界の顔というべき会社である。従業員は約50名。 1934年に八木敏夫により創業。現在は八木壮一が経営を継いでいる(2012年より会長、八木書店ホールディングス社長、日本古書通信社長)。能勢仁(出版コンサルタント)と共著で『昭和の出版が歩んだ道』(出版メディアパル、2013年)がある。 古典国文学・近代文芸関連の出版事業を幅広く行っており、2007年に群書類従の刊行事業も引き継いでいる。1997年~2006年に、完全版『徳田秋聲全集 (全42巻別巻1)』を刊行した。2014年10月1日より『群書類従』(30冊)、『続群書類従』(86冊)、『続々群書類従』(17冊)の全文がデータベース化されジャパンナレッジ上で公開されている。 創業者の弟八木福次郎(1915-2012)は、長年にわたり月刊誌「日本古書通信」を主宰した。著書に同社で『書国彷徨』が、東京堂出版で『古本便利帖』、『古本屋の回想』、『古本屋の手帖』。平凡社で『古本蘊蓄』と『書痴斎藤昌三と書物展望社』、再編本で『新編 古本屋の手帖』(平凡社ライブラリー)を刊行している。 現在の「日本古書通信」編集長は樽見博、著書には『古本愛』(平凡社)、『古書通』と、『三度のメシより古本!』(各平凡社新書)がある。なお同社でも、文芸史(近刊は延原謙の伝記)関連や、古書(「古本屋名簿」)・書誌関連(青木正美や山下武などの著作)を主に、出版活動を行っている。 == 所在地 == *古書部門 〒101-0051 東京都千代田区神田神保町1-1 *出版部門本社 〒101-0052 東京都千代田区神田小川町3-8 :本社ビル5階に「日本古書通信社」編集部がある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八木書店」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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