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八溝山地[やみぞさんち]
八溝山地(やみぞさんち)は、福島県白河市南部から茨城県と栃木県の県境付近を南下し、筑波山に至る山地。福島県東白川郡棚倉町と茨城県久慈郡大子町に跨がって座す八溝山を主峰とする。阿武隈高地とは棚倉構造線によって生じた地溝を流れ下る久慈川によって隔てられる。かつては広義の阿武隈高地に含めることもあったが、今日では別のものと考えられている〔貝塚爽平ほか編 『日本の地形4 関東・伊豆小笠原』 東京大学出版会、2000年、4頁。〕。 == 地理 ==
開折が進んでおり樹枝状もしくは放射状に谷が刻まれていて、北から順に八溝山塊、鷲子(トリノコ)山塊、鶏足山塊、筑波山塊に区分される。八溝山塊と鷲子山塊の間は久慈川の支流・押川によって侵食され大子盆地が広がり、鷲子山塊と鶏足山塊の間は那珂川によって著しく侵食されている。鶏足山山塊と筑波山塊の間は最も侵食が進んでいて、水戸線、国道50号、北関東自動車道が通っていて北関東地域の交通の要衝となっている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八溝山地」の詳細全文を読む
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