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八郎沼[はちろうぬま]
八郎沼(はちろうぬま)は、北海道北斗市にある人工の沼。この項目では八郎沼公園についても記載している。 == 概要 == 1880年(明治13年)頃に開拓使を退職して向野で酪農を始めた伊予国(愛媛県)の山田致人が、牛に水を飲ませるために池を掘って水を蓄えたのがはじまりとなっており、当時は水田の用水としても利用していた。中村長兵衛に所有が移ると、息子の長八郎が沼を含めた周辺の土地管理をしていた。大正後期になると長八郎は沼でコイを飼って鯉料理で収益を得るために周辺の拡張を試みるが、志半ばで亡くなってしまう。長八郎亡き後、沼は「八郎沼」と呼ばれるようになった。その後、合資会社を設立して沼の浚渫や拡張、水門の設置などを行い養魚場として整備したが、水量の不足などが原因で事業は中止となり1936年(昭和11年)に会社は解散した。1975年(昭和50年)から5ヵ年計画で公園として整備を行った。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八郎沼」の詳細全文を読む
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