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八部鬼衆(はちぶきしゅう)は、四天王に仕える鬼神などのこと。 == 一覧 == 『仁王経合疏』上には、以下の8つの鬼神の名を挙げている。 *乾闥婆(けんだつば) - 古代インドのガンダルヴァ。香陰と訳す。酒や肉を食さず、ただ香をもってその陰身を保つ。東方を守護する持国天の眷属(けんぞく)。 *毘舎闍(びしゃじゃ) - 啖精気と訳す。人および五穀の精気を食す。東方を守護する持国天の眷属。 *鳩槃荼(くはんだ) - 甕形と訳す。その陰茎甕形に似た厭魅鬼である。南方を守護する増長天の眷属。 *薛茘多(へいれいた) - 餓鬼と訳す。常に飢餓・涸渇に切迫せられた鬼神である。南方を守護する増長天の眷属。 *那伽(ナーガ、龍) - 水属の王とされる。西方を守護する広目天の眷属。 *富單那(ふたんな) - 臭餓鬼と訳す。これ主熱の病鬼である。西方を守護する広目天の眷属。 *夜叉(やしゃ) - 勇健鬼と訳す。地行夜叉・虚空夜叉・天夜叉の3種類がある。北方を守護する多聞天の眷属。 *羅刹(らせつ) - 捷疾鬼と訳す。北方を守護する多聞天の眷属。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「八部鬼衆」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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