翻訳と辞書
Words near each other
・ 公事師
・ 公事方御定書
・ 公事根源
・ 公事百首
・ 公事買
・ 公事銭
・ 公人
・ 公人 (役職)
・ 公人奉行
・ 公人朝夕人
公企業
・ 公休
・ 公休日
・ 公会
・ 公会主義
・ 公会問答
・ 公会堂
・ 公会堂前停留場
・ 公会堂前駅
・ 公会堂前駅 (愛知県)


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

公企業 : ウィキペディア日本語版
公企業[こうきぎょう]
公企業(こうきぎょう、、、)とは、地方公共団体が所有・経営する企業である。対義語は私企業。
== 概要 ==
公企業は、公共目的をもって設立され、その目的を実現するために存在する〔衣笠(2007)7頁〕。公企業の成立過程は国ごとに特徴があり、フランスドイツイタリアのように、比較的早い段階から一定の公企業が存在していた国もあれば、アメリカイギリスのように、中央銀行造幣郵便等の特定の分野にのみ存在した国もある〔玉村(1984)46頁〕。
資本主義社会では、財やサービスの生産・供給は、基本的に私企業が行うものであり、理念的には例外的存在である〔遠山(1985)87頁〕。しかし、第二次世界大戦後、社会民主主義の資本主義改良思想の影響下に、公企業の占める率が増大したため、公企業は例外的な存在ではなくなった〔遠山(1985)88頁〕。
その後、1970年代からの世界的な経済停滞や1980年代の技術革新、国際経済関係の流動化等を背景に、「政府の失敗」に対する反省の下、主要先進国では、今度は公企業の民営化や規制緩和が進められている〔衣笠(2007)1頁以下〕。
なお、「公企業」という概念は、「私企業」との関連において問題となるものであるため、資本主義経済において成立するものだと指摘される〔遠山(1985)89頁〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「公企業」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.