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特命全権公使[とくめいぜんけんこうし] 特命全権公使(とくめいぜんけんこうし、)とは、外交使節団の長の上から2番目の階級であり、接受国の国家元首に対して派遣される者である(最上位は接受国の国家元首に対して派遣される特命全権大使、第3位は接受国の外務大臣に対して派遣される代理公使())。 == 概要 == 日本の場合、特命全権公使は在外公館たる公使館の長(在外公館長)であり、特別職の国家公務員かつ外務公務員である。しかし、1967年〔昭和42年6月5日 法律第32号〕に日本国公使館は全て大使館に昇格しているので、このような意味での特命全権公使は存在しない。現在では、大使館の次席館員を単に「公使」()と呼び、そのうち年次が一番上の数名に「特命全権公使」の名称を付与している(従って、特命全権公使が配置されている大使館は年によって異なる)。 1967年以前においては、米、英、仏、西独、ソビエトなどの主要国に対し特命全権大使が、それ以外の国に特命全権公使が派遣されていた。さらに1905年以前においては常駐の特命全権大使は存在せず、国交を結ぶすべての国に対して特命全権公使が置かれていた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「特命全権公使」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Envoy (title) 」があります。
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