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公害企業主呪殺祈祷僧団 : ウィキペディア日本語版 | 呪殺祈祷僧団 呪殺祈祷僧団(じゅさつきとうそうだん)とは、1970年代に公害の原因企業に抗議するために結成された公害企業主呪殺祈祷僧団及び、前者の思想を研究・継承の上、原発問題と安全保障法制への抗議を目的に、2015年に新たなメンバーによって再結成された呪殺祈祷僧団四十七士(JKS47)という、日本の僧侶による2つの集団を指す。 == 1.公害企業主呪殺祈祷僧団 == 1970年(昭和45年)9月に日本の公害問題に対し、公害の原因となる汚染物質を垂れ流す工場・企業の経営者を、密教の呪術によって地獄に連行すると宣言して、まず、四日市ぜんそくの発生源となった加害企業の三重県四日市市の四日市コンビナートを訪れて、続いてイタイイタイ病の発生源となった岐阜県の神岡鉱山やイタイイタイ病の鉱毒汚染の被害があった富山県婦中町や新潟水俣病の加害企業が立地していた新潟県新潟市の加害工場を訪れて、公害呪術の対象とした。呪殺修法の作法は密教で、移動中は日蓮宗の唱題を行った。当時の法律家の見解として〔梅原正紀「呪殺行脚はゆく」(『人間として』1971年3月)所収〕、(科学的に死因と結びつかないので)不能犯であり、(特定個人や企業を対象としているわけではなく、あてはめるには自らが公害企業だと認めなければならないので)名誉毀損に該当しないとされた。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「呪殺祈祷僧団」の詳細全文を読む
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