翻訳と辞書 |
六フッ化テルル[ろくふっかてるる]
六フッ化テルル(ろくフッかテルル、tellurium hexafluoride)は最も古くから知られるテルルのフッ化物で、化学式 TeF6 で表される無機化合物である。無色の有毒な気体で、恐ろしい悪臭を持つ。分子量は 241.61。 ==調製== 金属テルル上に 150 ℃でフッ素ガスを流すのが最も一般的な合成法である。これより低い温度では四フッ化テルル (TeF4)、十フッ化二テルル (Te2F10) などの、よりフッ素成分の少ない混合物が生成する。三酸化テルル (TeO3) とフッ素ガスの反応や、二酸化テルル (TeO2) と四フッ化セレン (SeF4) の反応で得られる TeF4 を 200 ℃ 以上に加熱して TeF6 と単体テルルに不均化させることによっても合成できる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「六フッ化テルル」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|