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六十四卦 : ウィキペディア日本語版
六十四卦[ろくじゅうしけ]

六十四卦(ろくじゅうしけ、ろくじゅうしか)は、占いのひとつで儒教の基本経典でもあるで用いられる基本図象。
より基本的な図象である八卦を二つ重ねたもので、それぞれの組み合わせには、一つ一つ占いの文句が付せられ、それが卦辞として書かれている。さらに各卦の6、一つ一つにも占いの文句が爻辞としてつけられており、『易経』には全部で64の卦辞、384の爻辞が設けられている。
== 卦名 ==
六十四卦は易経の上経に三十卦、下経に三十四卦が記載されており、各卦には固有の名前が付けられている。具体的な卦形と卦名については周易上経三十卦の一覧および周易下経三十四卦の一覧を参照。
なお、『易経』においては「乾」、「蒙」などの名称で記されているだけであり、これらを「乾為天」、「山水蒙」等と称するのは記憶の便のための呼び方である。
この場合「山水蒙」とは上の卦(外卦)が艮(山)、下の卦(内卦)が坎(水)であるのが「蒙」という意味であるが、外卦、内卦が同一の場合のみ、「乾為天」「離為火」のように称する。六十四卦は下の卦から上の卦へと分析されるのが通常であるが、この通称の場合は上から下に呼んでいる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「六十四卦」の詳細全文を読む



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