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六角満高[ろっかく みつたか]
六角 満高(ろっかく みつたか)は、南北朝時代から室町時代の武将、守護大名。近江守護。佐々木氏宗家六角氏頼の子(実は足利義詮の子とも)。正室は足利基氏の娘。子に満綱。 == 生涯 == 父の死後、幼い満高に代わって佐々木氏傍流の京極高詮が父の猶子として家督を継いでいたが、天授3年/永和3年(1377年)に追放され、満高が家督を継いだ。第3代将軍・足利義満に信任され、子の満綱の妻に義満の娘を迎えている。義満の死後、足利義持が4代将軍になると六角氏と幕府との関係は悪化し、飛騨の乱で飛騨への出陣命令を拒否するなどしたため応永17年に一時守護を解任され〔『南方紀伝』応永17年12月21日条〕て同族の青木持通が任ぜられた〔下坂守「近江守護六角氏の研究」(初出:『古文書研究』12号(1978年)/所収:新谷和之 編著『シリーズ・中世西国武士の研究 第三巻 近江六角氏』(戒光祥出版、2015年)ISBN 978-4-86403-144-8)〕が、すぐに復帰している。 応永23年(1416年)に亡くなり、満綱が家督を継いだ。 幼少時から足利義満に近侍を許された愛童の1人であるが、余りに重用されているために満高を義満の弟とする説もある〔 臼井信義 著『人物叢書‐足利義満』吉川弘文館、1989年、p.222〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「六角満高」の詳細全文を読む
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