翻訳と辞書
Words near each other
・ 共同受信アンテナ
・ 共同受信施設
・ 共同受信設備
・ 共同因子
・ 共同墓地
・ 共同声明
・ 共同売店
・ 共同実施
・ 共同宣言
・ 共同巣
共同市場
・ 共同幻想
・ 共同幻想論
・ 共同店
・ 共同店舗
・ 共同性
・ 共同意思主体説
・ 共同戦線
・ 共同所有
・ 共同抵当


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

共同市場 : ウィキペディア日本語版
共同市場[きょうどうしじょう]

共同市場(きょうどうしじょう)は、製品規制に関する共通の政策や土地労働資本生産要素の移転の自由や開業の自由を伴っている関税同盟。その目的は参加当事者間での資本、労働、商品、サービスの移動の自由を容易にすることである。
単一市場(たんいつしじょう)について、共同市場をより進化させた形態であると言及されることがある。共同市場との比較で言うと、単一市場については参加国間に存在する物理的(国境)、技術的(基準)、財務的(税制)な障壁の除去に向けたことにより、一層の取り組みがなされることが想定されている。これらの障壁は先の4つの生産要素の移転の自由を妨げるものである。
共同市場は経済統合の第4段階目である。
== 実例 ==

* 欧州連合 (EU) は1951年のパリ条約において欧州石炭鉄鋼共同体 (ECSC) として創設され、1957年のローマ条約において欧州経済共同体 (EEC) となった(なお当時、イギリスアイルランドは共同市場を形成していたとされている)。その後1968年に域内での関税障壁が撤廃されているが、その後数年間は関税同盟から単一市場への移行が進まなかった。1986年に単一欧州議定書が調印され、1992年までには資本、労働、商品サービスの自由な移転に対する障壁が除去されることになった。
* 欧州経済領域 (EEA) - 欧州共同体 (EC) 、ノルウェーアイスランドリヒテンシュタイン
* カリブ共同体 (CARICOM) 単一市場

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「共同市場」の詳細全文を読む



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.