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共同決定手続き[きょうどうけっていてつづき]
共同決定手続き(きょうどうけっていてつづき)は、欧州連合の3つの柱のうち第1の柱である欧州共同体分野の政策を採択するさいに用いられる主要な立法手続き。共同決定手続きの導入により、欧州議会は欧州連合理事会と共同で立法過程に携わることができるようになり、欧州委員会から送られた法案が法律として成立するには、全くの同一文書に対して両機関の同意が必要となった。 ==手続きの比較== ほかの欧州連合の立法手続きとの主な相違点は次のとおりである。 *協力手続き - 欧州議会に対して従来よりも立法過程に大きく関与することを認めている。欧州連合理事会は欧州議会によって否決された法案について、その決定を覆すには全会一致でのみ採択されなければならない。 *諮問手続き - 欧州連合理事会は欧州議会やほかの機関の決定に拘束されることはない。ただし、必ず欧州議会に事案を諮らなければならない。 *承認手続き - 諮問手続きとよく似ているが、承認手続きでは欧州議会は賛否の表明だけに留まり、修正を求めることはできない。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「共同決定手続き」の詳細全文を読む
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