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共和国運動[きょうわこくうんどう]
共和国運動(きょうわこくうんどう, Mouvement national républicain)は国家主義を掲げるフランスの極右〔共和国運動は保守本流を自称するが、メディアからは極右として扱われている。〕政党である。略称はMNR。国民共和運動とも。 == 概要 == ジャン=マリー・ル・ペン党首に次いで国民戦線のナンバー2だったブルーノ・メグレは、1998年に同党の乗っ取りを試みたが、権力闘争に敗れて、1998年12月13日に除名された。メグレは、自らを支持する国民戦線の党員・幹部を引き連れて、1999年1月23日-25日に党大会を開催し、国民戦線-国民運動を結党し、メグレが党首に就任した。しかし、5月11日に、パリ大審裁判所は、メグレ派が国民戦線という党名とマークを使用することを禁止した。1999年欧州議会議員選挙(6月13日投票)に、メグレ派は候補者を擁立したが、フランス全土で57万8774票(3.28%)を得るにとどまり、議席は一つも獲得できず、敗退に終わった。1999年10月2日に、党大会を開き、党名を共和国運動に変更した。 2002年フランス大統領選挙にメグレ党首が出馬したものの、66万7026票(2.34%)を得ただけで惨敗した。2002年国民議会議員選挙(6月9日・16日投票)では577選挙区(定員:1名)のうち571選挙区に党公認候補を擁立したが、フランス全土で27万6376票(1.1%)を得ただけで当選者はゼロだった。 2006年12月20日に、メグレはル・ペン党首と会談して、2007年フランス大統領選挙で共和国運動がル・ペン候補を支持することで合意した。2007年国民議会議員選挙(6月10日・17日投票)では、「反移民・反イスラム化・反治安悪化」〔Contre l'immigration-islamisation-insécurité〕をスローガンにして、379名の党公認候補を擁立したが、当選者はゼロだった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「共和国運動」の詳細全文を読む
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