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共役 : ウィキペディア日本語版
共役[きょうやく, きょうえき]

共軛共役(きょうやく)は2つのものがセットになって結びついていること、同様の働きをすること。共軛の「軛」(くびき)は、人力車や馬車において2本の梶棒を結びつけて同時に動かすようにするための棒のことである。「軛」が常用漢字表外であったため、音読みの同じ「役」の字で代用され、現在では共役と書かれることが多い。いくつかの分野で用法がある。
== 数学における「共軛/共役」 ==
以下は主な例であるが、数学において、この語は様々な文脈で用いられるため、全てを網羅してはいない。
*複素共役のこと。その数を共役複素数という。
*群論において、群の内部自己同型で移り合う元あるいは部分集合たちの関係のこと。共役類を参照。
*代数拡大体自己同型で移り合う元の関係のこと。特に Q 上自己同型に関するものは代数的数を参照。
*共役作用素のこと。共役作用素や行列については『相似』を参照。
*位相共役性のこと。単に位相共役とも呼ぶ。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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