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共通フレーム : ウィキペディア日本語版
共通フレーム[きょうつうふれーむ]
共通フレーム(きょうつうフレーム)は、ソフトウェア、システム、サービスの構想から開発、運用、保守、廃棄に至るまでのライフサイクルを通じて必要な作業項目、役割などを包括的に定めた共通の枠組み。システム開発における発注者・受注者などの関係者が共通に用いるガイドラインである。システム開発を委託する際などに、発注側と受注側の間に誤解が生じないように、汎用的な用語や各工程の内容(分類)について統一するために制定された。
国際規格として、ISO/IEC 12207 (Systems and software engineering — Software life cycle processes) が1995年に発行されている。
==日本における共通フレーム==
日本における共通フレームの標準には、ISO/IEC 12207 の翻訳である日本工業規格 JIS X 0160 に、日本独自のアレンジを加えた共通フレーム2013がある。
1994年3月に情報サービス産業協会日本電子工業振興協会日本情報システム・ユーザー協会及び日本規格協会が共同で「共通フレーム94」(正式名称:ソフトウェアを中心としたシステムの取引に関する共通フレーム、SLCP-JCF = Software LifeCycle Process - Japan Common Frame)を策定した。その後、共通フレーム2007を経て、共通フレーム2013になっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「共通フレーム」の詳細全文を読む



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