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共通状況図[きょうつうじょうきょうず]
共通状況図は、軍隊において各種の情勢を表示して作成される図面である。情勢認識を適切に共有し、各級指揮官の意思決定を支援する。作戦指導(OPS)系列においては、作戦術レベルにおいてCOP、戦術レベルにおいてCTPの2種が、情報資料(INTEL)系列においてはCIPが作成される。また、作戦指導系列の交戦レベルで、各ユニットが生成していたFCPを、SIAPとして共通状況図化することも試みられている。 == FCP == 射撃指揮図()は、交戦レベルにおける状況図。応答時間はサブ秒単位であり、リアルタイムでの情勢表示が行なわれる。FCPは情報精細度、リアルタイム性が非常に高度であることから、通信帯域や処理速度の制約のため、通常は他の交戦ユニットとの共有は行なわれない。 ただしアメリカ軍においては、共同交戦能力(CEC)の導入により、FCP精度の共通状況図として、単一統合航空状況図()の生成が試みられている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「共通状況図」の詳細全文を読む
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