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兵本 達吉(ひょうもと たつきち、1938年(昭和13年) - )は日本の政治評論家。 元日本共産党党員・公設秘書、特定失踪者問題調査会元理事。奈良県奈良市出身。 == 来歴 == === 党員時代 === * 京都大学法学部在学中に日本共産党に入党。のち大学中退。 * 1972年、党国会議員公設秘書となる。 * 1988年3月26日、参議院議員橋本敦が参議院予算委員会において日本人拉致問題に関する質問をして国家公安委員長梶山静六から「北朝鮮による関与が濃厚」とする答弁を引き出しているが、この質問原稿作成に秘書として関与。 * 1997年3月、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の結成に参画。「北朝鮮に拉致された日本人を救出するための全国協議会」(救う会)理事に就任。 * 1998年、定年退職後の再就職先斡旋を公安警察の関係者に依頼したとして、日本共産党からスパイ行為の廉で除名処分が下る〔「視聴者を欺く『ノンフィクションドラマ』の虚構」 しんぶん赤旗2003年9月14日付〕。自身はこの処分理由に関して「自分から就職斡旋を依頼した事実はなく、政府当局者から仕事を紹介してきたこと。会ったのは警察官だけではなく、内閣官房や外務省の官僚もいたこと。以上の経緯を共産党は無視し、さも就職斡旋を自ら依頼したような表現、他の役人関係者の存在を無視して公安警察との関係をことさら強調した表現をしている」と主張している〔『文藝春秋』2002年12月号「不破共産党議長を査問せよ」〕。党はこれに対して論評文を用意し反論権を要求したが文藝春秋は拒否した〔「拉致調査妨害」など事実無根―日本共産党国会議員団はこの問題にどう取り組んだか(橋本敦) しんぶん赤旗2002年11月17日〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「兵本達吉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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