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内包と外延[ないほうとがいえん]
内包(Intension)はある概念がもつ共通な性質のことを指し、外延(extension)は具体的にどんなものがあるかを指すものである。これらは互いに対義語の関係をもつ。 == 集合 ==
数学の集合の記法における、内包による記法と外延による記法については、詳細は集合#記法を参照。論理においても内包と外延という語は使われることがあるが、(現代においては)数学と同様である。基本的に表現法の違いであり、(外延による記法では、厳密さが必要な場合には「全ての偶数の集合」のような集合は書けない、といった違いはあるが)外延性の公理により、実質が同じであれば両者は同じものとする。よって以下のような哲学の場合のような議論は普通は必要としない。 なお、量#外延量と内包量にある「外延量」「内包量」という語は、物理学における物理量に関する熱力学的概念(示量性と示強性)及び、数学では測度論的に区別を考えることができるような術語(テクニカルターム)として考えたほうが良く、ここでの議論から類推できるようなものとは異なる。詳細はやはりリンク先の記事を参照。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内包と外延」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Intension 」があります。
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