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内家拳法[ないかけんぽう]
内家拳法(ないかけんぽう)は、太極拳の創始者であるといわれる張三豊が創始した拳法であり、太極拳の源流であることが明らかだという研究〔「博士論文・養生武術の形成過程に関する研究/119頁〜131頁・第二項 内家拳法の技法と「拳経」及び太極拳との関係から」屈国鋒(筑波大学人間総合科学研究科)〕がある。 ==概説== 内家拳法の技術的な詳細は、黄宗羲の子息である黄百家が著した「内家拳法」〔『昭代叢書・内家拳法』上海古籍出版社,1990.(清代,張潮,黄百家他編)〕に記載されており、黄宗羲及び黄百家は張三豊の弟子である。
また、映画《太极张三丰》において、張三豊の拳法を太極拳法という名称で、ジェット・リーが再現して表演している〔中文百科・互动百科/《太极张三丰》 - 影片概述の項〕ことから、内家拳法は太極拳法という名称でもある可能性が高く、太極拳法で残存しているものの1つとして、楊露禅に伝わった楊氏太極拳法などがあるとする説もある〔「李雅軒楊氏太極拳法精解」陳龍驤 李敏弟 ISBN 978-7536462663 105頁〕。
太極拳・形意拳・八卦掌などの中国拳法を総称して内家拳と呼ぶが、内家拳法は中国拳法の一つのことであり、同じものではない。但し、内家拳法を源流とする太極拳は内家拳の一つである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内家拳法」の詳細全文を読む
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