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内温性 : ウィキペディア日本語版
恒温動物[こうおんどうぶつ]

恒温動物(こうおんどうぶつ、、、)とは、気温水温など周囲の温度に左右されることなく、自らの体温を一定(homeostatic)に保つことができる動物。かつては、定温動物温血動物とも言われた。対義語は変温動物
== 概説 ==
生物における恒温性とは体温の自律的な恒常性のことを指す。哺乳類鳥類においては、かつては固有かつ普遍の特殊形質であると思われていたこともあるほど一般的に認められる生理的性質である。このため、「恒温動物」という用語は(深い検討を欠いたまま)哺乳類と鳥類のこととほぼ同義的に用いられていた。しかし、生物の体温に関する様々な事実の発見が積み重なるにつれて、それは事実誤認であることがわかってきた。そのため、近年用法が変化してきたり使用頻度が減ってきている用語である。
関連した生物学用語として、「内温性」「外温性」「異温性」がある。
内温性(endothermy)とは体温が主に代謝熱で維持されている状態。外温性(ectothermy)とは体温が主に外部環境によっている状態。つまり恒温動物とは内温動物のうち、自律的に体温を制御している動物である。
異温性(heterothermy)とは、恒温動物において部位、もしくは生理状態の違いにより体温が大幅に異なることをいう。〔生物学辞典第4版より要約〕

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「恒温動物」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Warm-blooded 」があります。



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