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内牧城 : ウィキペディア日本語版
内牧城[うちのまきじょう]

内牧城(うちのまきじょう)は熊本県に存在した中世近世平城
阿蘇市内牧の阿蘇火口原の北西端、阿蘇内牧温泉に位置する。一帯は黒川の自然堤防である微高地となっている。
== 歴史 ==
築城年代は不明だが、天正年間には阿蘇氏の家臣・辺春盛道が在城した。加藤清正領となった後に黒川を南に改流させて南北のとするなど、増築・補強され、加藤可重正方の父子が城代を務めている。正方が八代城に移った後は慶長17年(1612年)に加藤正直岩尾城から入ったが、元和2年(1616年)の一国一城令で廃城となった。
江戸時代を通じて城跡は参勤交代時の宿駅とされ、明治時代には小学校20世紀後半には町のグラウンドとなった。また二の丸は江戸時代に手永会所となり、明治以降は内牧町役場があった。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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