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内田 一成(うちだ いっせい、1952年 − )は、日本の臨床心理学者、教育学者。博士(心身障害学 )。上越教育大学名誉教授。 専門は、臨床心理学、学校心理学、福祉心理学、心理療法(応用行動分析、行動療法、認知行動療法)。臨床心理士 、専門行動療法士 。2003年より上越教育大学大学院学校教育研究科 教授(2008年改組)、2005年より兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程 研究指導担当教授(兼任)。2013年上越教育大学名誉教授。 児童青年期の心理障害ならびに発達障害や知的障害の行動問題の形成メカニズムの解明とそれに即した心理療法技法(応用行動分析,行動療法、認知行動療法等)の開発研究、強度行動障害に対する行動療法における新たな臨床モデルの開発研究、知的障害・発達障害をもつ人のソーシャルスキルに関する応用行動分析プログラムの開発研究、不登校に対する行動療法や認知行動療法技法の応用・開発研究、集団認知行動療法に立脚した小学生から高校生までの学級規模での抑うつ予防プログラムの開発研究、学校や福祉施設を中心とした難解な行動問題等を改善する組織的心理臨床アプローチの開発研究、学校臨床や福祉臨床に関する効果的なコンサルテーション・モデルの開発研究 を手がけている。 また、アメリカ心理学会理事長も務められたスタンフォード大学教授アーネスト・ヒルガードの心理学教育理念の下、1953年の初版から2014年の第16版まで半世紀以上にわたって改訂され続け、アメリカ心理学会公式サイト所収の人名録 によれば、「世界中で最も広く、かつ長く使用されている心理学入門書」と評され、これまでフランス語、ドイツ語、ヘブライ語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語、中国語に訳されてきた『ヒルガードの心理学』(“Hilgard's Introduction to Psychology ”) の初の日本語版(13版〜16版)の監訳者でもある。 == 来歴 == 1952年北海道釧路市生まれ。1979年 筑波大学大学院 修了、博士(心身障害学 )。博士論文:『自閉症児の常同行動に関する行動病理学的研究』 (江崎玲於奈筑波大学学長時代の博士 (心身障害学) 学位論文第1号[2] 。 1998年東京成徳大学人文学部福祉心理学科教授、2000年愛知学院大学文学部心理学科教授等を経て、2003年上越教育大学大学院学校教育研究科 教授(2008年改組)、ならびに2005年兵庫教育大学大学院連合学校教育学研究科博士後期課程 研究指導担当教授(兼任)などを歴任。2013年退職、2013年上越教育大学名誉教授。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内田一成」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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