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内田庶 : ウィキペディア日本語版
内田庶[うちだ ちかし]

内田 庶(うちだ ちかし、1928年11月6日 - )は、日本の児童文学作家翻訳家、著作権コンサルタント、実業家。日本ユニ著作権センター代表理事理事兼顧問著作権相談員。本名は宮田 昇(みやた のぼる)。1953年、明治大学文学部文学科中退。
== 経歴 ==
戦後、近代文学社勤務ののち、1952年から早川書房の編集者となり、ハヤカワ・ポケット・ミステリの創刊を企画する。のち1955年に退社し、チャールズ・イー・タトル商会で翻訳エージェントとなる。1967年、独立して矢野浩三郎と「矢野著作権事務所」を興す。1970年、日本ユニ・エージェンシーと改称して社長に。1991年、日本ユニ著作権センターを設立して代表。1992年、日本ユニ・エージェンシー会長。
ペンネームの内田名義で児童向け作品の執筆、翻訳を多数行った他、本名の宮田名義で翻訳出版史の著作がある。また、みすず書房のPR誌「みすず」に22年にわたり「朱筆」という出版コラムを「出版太郎」名義で連載した〔http://gekkan.bunshun.jp/articles/-/794〕。
妻は「S-Fマガジン」初代編集長の福島正実の妹。
福島が創設した「少年文芸作家クラブ」にも参加した。福島の没後に内田の提案により、「少年文芸作家クラブ」と岩崎書店の共催で福島正実記念SF童話賞が創設された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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