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内的再構[ないてきさいこう]
内的再構(ないてきさいこう、internal reconstruction)とは、比較言語学・歴史言語学において、同じ系統に属する言語間の比較によってではなく、その言語内のある時点での形の分析から、その言語の記録以前の形を推定しこれを構築する働きかけのことであり、また方法のことである。内的再建法ともいう。 == 概要 == 内的再構では異形態の分析が重要な役割を果たすことが多い〔吉田和彦 『言葉を復元する』 三省堂 1996 ISBN 4-385-35714-5〕。 比較方法では説明のつかない問題が内的再構によって解明されることがある。その一方で、内的再構はその言語の先史を部分的に明かにするだけで、比較方法のように祖語を体系的に再建することはできない〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内的再構」の詳細全文を読む
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