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内的自然増加率(ないてきしぜんぞうかりつ)とは、個体群生態学において、その生物が潜在的にもっている最大の繁殖増加率〔。英語では ''intrinsic rate of natural increase'' や ''intrinsic natural growth rate''、単に ''intrinsic growth rate''、あるいは ''biotic potential'' とも呼ばれる。 個体群成長の計算モデルであるロジスティック方程式では、個体群サイズ成長速度 ''dN''/''dt'' を以下のように求めることができる。 : 式中の ''r'' が内的自然増加率と呼ばれる定数である〔。 また、アルフレッド・ロトカが導入した ''true rate of natural increase'' (真の自然増加率)についても ''intrinsic rate of natural increase'' と呼ばれる。ただし、この定義は、ロトカが提唱した「安定人口」の自然増加率であり、普通出生率を ''b''、普通死亡率を ''d'' として ''r'' = ''b'' − ''d'' で定義されるものである〔。 == 脚注 == 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「内的自然増加率」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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