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円すいころ軸受 : ウィキペディア日本語版
円すいころ軸受[えんすいころじくうけ]

円すいころ軸受(えんすいころじくうけ)は軸受の一種で、半径方向の力に加えて、スラスト軸受の様に軸方向の力を支持することができる。 英語のTapered Roller Bearingから、テーパーローラーベアリングとも呼ばれる。
== 構造 ==
円すいの一部の形をした面を持つレースと呼ばれる内側と外側の環状の部品が同じく円錐の形をしたころを挟み込む形状を持ち、すべての円すいの頂点は軸受の中心軸上の1点に集まる。
この円すい形状により、接触線を長く取ることができ、点接触となる玉軸受よりも大きな力を受けることができる。ころとレースの接線上の速度は同一となるため、滑りが発生しない。
ころが回転せずに滑った場合は摩擦がころとレースの間に摩擦が発生する。摩擦による摩耗は各部品の精度を低下させ、さまざま問題の原因となるため、滑りのない回転がこの種の軸受では理想とされる。
内側のレースに設けられたガードが回転モーメントでころが抜け出すことを防ぐ。
円すいの角度が大きいほど、強い軸方向の力に耐えられるものとなる。
円すいころ軸受は外側レース、内側レース、ころと保持器からなる部品、の3つに分離することができる。内側レースところ、保持器をコーンと呼び、外側レースをカップと呼ぶことがある。コーンとカップには組み付け時軸方向に隙間ができる。
メートル単位系で製作された円すいころ軸受の識別方法はISO 355に定義されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「円すいころ軸受」の詳細全文を読む



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