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円山川(まるやまがわ)は、兵庫県北東部を流れる一級水系の本流。朝来川(あさごがわ)とも呼ばれる。2012年(平成24年)7月3日、「円山川下流域・周辺水田」がラムサール条約に登録された〔ラムサール条約に登録、豊岡市・円山川下流域 県内初 :神戸新聞2012年7月3日〕。 == 地理 == 兵庫県中部、旧播磨国の境界近く、朝来市生野町円山(標高641.1m)に源を発して北流。途中養父市、豊岡市を流れ、豊岡市北部で日本海に注ぐ。 長さは68Kmで兵庫県で5番目、流域面積は1300㎢で兵庫県で2番目 〔菅村定昌、兵庫県生物学会編、「近畿有数の生物相を誇る円山川」『兵庫県生物学会65周年記念誌 豊かな兵庫の自然力 - 生物の多様性と人々の営み -』、神戸新聞総合出版センター、2011年、14-16頁〕。 下流域の豊岡盆地は旧但馬国では最大の平地で、穀倉地帯となっている。豊岡盆地の下流部は非常に流れが緩やかで(1万分の1程度の勾配〔)、河口から17kmの出石川合流付近まで海水が浸入する。そのため、この付近までは鏡のような水面が続き、河原が見られるのはそれより上流となる〔。18kmには丸石河原がある。 豊岡市内では堤防内の高水域がほぼ民有地で占められており、牧草地や畑となっている。また、多くの高水域において柳の木(コリヤナギ)が植えられており、柳行李(やなぎごうり)作りの原料となっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「円山川」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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