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円形校舎[えんけいこうしゃ]
円形校舎(えんけいこうしゃ)とは、ロタンダ(円形建築物)となっている学校の校舎である。1950年代に多数建設され、大阪府・兵庫県・奈良県を中心に北海道から鹿児島県まで広く分布している〔。 ==概要==
「最も経済的に造る」ことを信念としていた建築家・坂本鹿名夫によって考案された。円形にすることで廊下や壁が節約でき、建設コストを安く押さえることができたほか、狭い土地を有効活用できることから、メディアに取り上げられて注目を浴び(1954年〈昭和29年〉の私立山崎学園富士見中・高等学校の竣工時には、日本はおろか外国の報道機関までもがヘリコプターで上空から取材をしたという。)、一気にブームが起こったといわれている。ほかにも、どの方向からも風が入るため風通しが良く、日当たりも良いことや、扇形の教室は教師と生徒の距離感が近く、教師からは全体が見渡せるといった利点もあった〔。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「円形校舎」の詳細全文を読む
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