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冉(ぜん)は、漢姓のひとつ。『百家姓』の301番目。 現在ではあまり多い姓ではない。 == 由来 == 冉姓にはいくつかの由来がある。 * 周の文王の子のひとりが冉(聃)に封地を与えられ、地名を氏とした(冉季載)という。 * 現在の四川省にいた冉駹(ぜんもう)という西南夷が冉姓を名乗った〔『漢書』西南夷伝「自莋以東北、君長以十数。冉駹最大。」顔師古注「今夔州・開州首領多姓冉者、本皆冉種也。駹音尨。」〕〔『元和姓纂』上声五十琰・冉〕。 * 春秋時代の楚の叔山冉(『春秋左氏伝』成公十六年に見える)の子が父の名を氏としたという〔。 孔子の弟子に冉氏のものが5人知られるが、魯の冉氏の由来は明らかでない〔。うち孔門十哲の3人は、『孔子家語』によれば親戚関係にあるという。のこりの2人(冉孺・冉季)については不明。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「冉」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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