翻訳と辞書 |
冷間始動[れいかんしどう] 冷間始動(れいかんしどう)またはコールド・スタートとは機械用語で、機関それも主として熱機関(エンジン)や電動機が外気温と同じかそれよりも冷えている状態(冷間時)で、それを始動することを指す。 == 概要 == 冷間始動というと寒冷地や冬期などの外気温が低い条件での始動のみを指すと思われがちだが、機関が外気温と同じかそれよりも低温になっていれば、''人間が寒く感じるほど外気温が低くなくても機関にとっては冷間始動となる場合がある。'' 冷間始動では機関そのものの温度が低いために、冷間時でない場合よりも、始動性が一時的に低下する。燃機関が冷えていると、始動に必要な空燃比を得るためには燃料の供給量を増やす必要が生じるからである。そのために自動車やオートバイ用のエンジンでは、チョーク弁のような手動あるいは自動で燃料供給量を補正する機構を装備していることが多く、これは船舶や発電機用のエンジンでも同様である。また、冷間始動時のみ通常とは別のより燃えやすい(気化しやすい)燃料を供給して、始動性を向上させる場合もある。 熱機関ではそのほとんどの形式において、冷間始動の直後は本格的な運転の前に暖機運転を行なうことが多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「冷間始動」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|