|
処方せん発行医療機関コード(しょほうせんはっこういりょうきかん-)は、日本の保険処方箋に記載されている10桁の番号である。 2010年4月1日から「診療報酬請求書等の記載要領等について」の一部改正(保医発0907第5号)により、処方箋様式に処方箋を交付した保険医療機関の医療機関コード等の記載を加えることとなった。 レセプト(診療報酬明細書、調剤報酬明細書)にも記載され、突合点検(処方せん発行元の医科・歯科レセプトと調剤レセプトを患者単位で照合して点検)を容易にし、診療・調剤報酬審査に活用されている。 ==== 記載の様式 ==== 記載されている10桁の内訳は以下の通りである。 * 最初の2桁 全国地方公共団体コードの都道府県コード(ISO 3166-2:JP) * 都道府県ごとの番号。 * 3桁目 点数表番号 * 医科は「1」。歯科は「3」。 * したがって、同一の病院または診療所に医科と歯科が併存する場合にはそれぞれ別のコードが与えられる。 * そのため、レセプトコンピュータでは一医療機関に対して医科と歯科の両方のコードを設定できるようになっている。 * ちなみに処方箋は発行されないが、「4」は調剤、「5」は老人保健施設、「6」は訪問看護ステーションである。 * 下7桁 医療機関コード * 地区(2桁)+番号(4桁)+チェックディジット(1桁)で構成される。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「処方せん発行医療機関コード」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|