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出宮順一[でみや じゅんいち]
出宮 順一(でみや じゅんいち、?-1945年6月)は、日本の元自転車競技選手。岡山県の旧玉島町(現・倉敷市)出身。 == 経歴 == 1936年8月開催のベルリンオリンピック日本代表選手に選出され、同大会の開会式には参加したが、役員の登録ミスでレースに出場できなかった。その3ヵ月後、結果的に日本人選手として、オリンピックも含めて初めて自転車競技の世界大会出場となった、スイスのチューリッヒとベルンで開催された同年世界選手権自転車競技大会に、石塚隆春、村上二三九、困見辰夫の3人とともに参加。スクラッチ〔現スプリント〕及び145kmロードレース(いずれもアマチュア部門)に出場し、ロードレースにおいて7位に入る健闘を見せた〔自転車競技>競技結果>日本代表成績>世界選手権 ~1959年 競輪オフィシャルサイト|KEIRIN.JP〕。 その後、第二次世界大戦が始まると陸軍に召集されて南方へ出征し、いわゆる銀輪部隊の一員ともなっていたが、1945年6月にマレー半島にて戦死した。 岡山市にある自転車資料館に、ベルリンオリンピックで着用していたユニフォームが展示されている。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「出宮順一」の詳細全文を読む
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