翻訳と辞書
Words near each other
・ 出版本
・ 出版条例
・ 出版梓会
・ 出版條例
・ 出版業
・ 出版業者
・ 出版権
・ 出版権の登録
・ 出版法
・ 出版流通用語一覧
出版物
・ 出版物貸与権管理センター
・ 出版用語
・ 出版界
・ 出版目録
・ 出版社
・ 出版社一覧
・ 出版科学研究所
・ 出版美術家連盟
・ 出版者


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

出版物 : ウィキペディア日本語版
出版[しゅっぱん]

出版(しゅっぱん、英語:publishing)とは、販売・頒布する目的で文書や図画を複製し、これを書籍雑誌の形態で発行することで、上梓(じょうし)、板行(はんこう)とも呼ばれる。上梓の「梓(し)」とは、カバノキ科ミズメのことではなくノウゼンカズラ科キササゲのことで、古く中国で木版印刷の版材にキササゲが用いられたことに基づく。書籍や雑誌など出版されたものを出版物と呼び、出版を事業とする企業を出版社と呼ぶ。
出版(複製)は一般に印刷によって行われる。新聞も同様の方法で発行されるが、流通経路が異なり、普通は出版とは呼ばない。ただし、現在ほとんどの新聞社(またはそのグループ会社)では雑誌、書籍の出版も手がけている。
出版(書籍、雑誌)は新聞やラジオテレビに比べて情報伝達の速報性などの点で劣っているが、一方で正確性、蓄積性などに優れたメディアである。
== 歴史 ==
出版の前提として印刷技術が必要不可欠である(古代・中世でも写本を業とする場合があるが、ここでは除外する)。また情報を伝達するための流通経路(商業出版では一般に作者、出版社・印刷会社から流通、書店を経て読者まで)がなければ、継続的な事業としては成立しない。
印刷技術が普及するまで、本は写本によって伝えるほかはなかった。中国で7世紀頃から木版印刷が行われ、高麗では金属活字の技術もあった(高麗版大蔵経)。日本でも平安時代末期以降、「百万塔陀羅尼」「五山版」など仏典の印刷が行われていたが、主に寺院内など限られた範囲の流通に留まっており、広く一般に流通するものではなかった。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「出版」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Publishing 」があります。



スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.