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出石神社 : ウィキペディア日本語版
出石神社[いずしじんじゃ]

出石神社(いずしじんじゃ)は、兵庫県豊岡市出石町宮内にある神社式内社名神大社)、但馬国一宮旧社格国幣中社で、現在は神社本庁別表神社
但馬五社の1つに数えられる。
== 概要 ==
兵庫県北部、出石盆地東縁の山裾に鎮座する。出石盆地南縁に形成された現在の出石市街地からは北方約2キロメートルに位置するが、かつては出石神社周辺が一帯の中心地であり、現在の出石市街地は天正2年(1574年)に山名氏が居城を此隅山城から有子山城(のち山麓に出石城)に移してからの発展になる。
古事記』や『日本書紀』に記される天日槍伝説の中心となる神社で、渡来新羅王子の天日槍が将来したという八種神宝の神霊および天日槍の神霊を奉斎し、地元では出石の開拓神としても信仰される。古くから但馬国(兵庫県北部)では随一の神威を誇ったほか、中世近世には但馬国の一宮にも位置づけられ、但馬地方では代表的な古社になる。
社殿は大正3年(1914年)の再建で、豊岡市指定文化財に指定されている。また社宝として、明治14年(1881年)寄進の脇差(国の重要文化財)のほか歴代領主の甲冑や古文書などを伝世し、現在はこれらの多くが文化財に指定されている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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