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函館市企業局上下水道部[はこだてしきぎょうきょくじょうげすいどうぶ]
函館市企業局上下水道部(はこだてしきぎょうきょくじょうげすいどうぶ)は北海道函館市の公営企業である函館市企業局の、水道事業・温泉事業・下水道事業を行っている部局である。横浜についで日本で2番目に近代的水道事業を行ったとされているが、市来知(いちきしり、現・北海道三笠市)の空知集治監の囚人の手によるものが2番目との説がある〔箱館はじめて物語 中尾仁彦 2010年 p43〕。''三笠市#名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事''の節も参照。 2011年(平成23年)3月31日までは函館市水道局の名称であったが、4月1日に交通局(現、函館市企業局交通部)との統合による企業局発足で現在の名称となった。 == 概要 == 昔、函館は水源となる河川がなく、水の確保に苦労をしてきた歴史がある。元々梁川交通公園の裏手付近より亀田村に流れ込み、亀田八幡宮の森を通って北洋銀行万代町支店付近で函館港に注いでいた亀田川を1859年(安政6年)、青森県下北郡川内村(現在のむつ市)の願乗寺の僧侶、堀川乗経が中心となり函館方面へ分流させた。しかし、年々土砂を運び港内を埋め、1877年(明治10年)ごろからコレラなど伝染病が出始めたので、西洋の近代的水道を建設することになった。日本で初めてのバットレスダム「笹流ダム」(第2次拡張事業の一環として)など見所が多い。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「函館市企業局上下水道部」の詳細全文を読む
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