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刀城言耶シリーズ[とうじょうげんやしりーず]
『刀城言耶シリーズ』(とうじょうげんやシリーズ)は、三津田信三による日本の推理小説のシリーズで、『厭魅の如き憑くもの』をはじめとする、作家の刀城言耶を主人公としたホラーミステリシリーズ。怪奇幻想作家の刀城言耶が訪れた先々で起こる怪異な伝承に絡んだ事件に挑む。 == 概要 == 「ホラー風のミステリやミステリ風のホラーではなく、最後まで読まないとホラーなのかミステリなのかわからない小説は書けないだろうか、と考えたのが着想のきっかけで、その結果、生まれたのが『厭魅の如き憑くもの』である」との旨を三津田は述べている〔『生霊の如き重るもの』三津田信三|講談社ノベルス|講談社ノベルス|講談社BOOK倶楽部 〕。「刀城言耶は、自分の知らない怪異譚を耳にすると、我を忘れて暴走することはあるが、それ以外はいたって気の良い青年である」との旨を三津田は述べている〔。 「民俗学的な題材、戦前から戦後の時代設定に加えて、基本的にはミステリであるという話の内容と、そこに絡むホラー要素の4つを無理なく融合させることが、刀城言耶シリーズを書く上で最も苦労するが、そこが楽しみでもある」との旨を三津田は述べている〔。 原書房と講談社から刊行されている。装画は基本的に村田修が手がけている。文庫版の装丁はwelle designが手がけている〔三津田信三 | welle design 〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「刀城言耶シリーズ」の詳細全文を読む
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