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刀子[とうす] 刀子(とうす)は、ものを切る、削るなど加工の用途に用いられる工具の一種。現代の小刀(小型万能ナイフ)に通じる。長さ15〜30cm程度。 == 概要 == 鉄製農工具は、農機具のほか加工に用いられる工具と鉄器生産に用いられる鉄器生産関連工具に分類されるが、刀子はいずれにも帰属しない万能工具に分類される。一般的には加工工具として用いられるが、厨房具や化粧道具、儀仗用や木簡の表面を削る書刀としての用途もあった。 中国では殷代前期の二里頭文化から青銅製刀子がみられる。一般的には環頭形で、刃は真直なものから内湾するものまで様々で、墓の副葬品としても出土する。戦国時代には鉄製刀子が出現し、漢代には象嵌で装飾が施されたものや鞘口近くの環に紐を通したものも見られる。 大陸製の刀子は渡来品として日本や朝鮮半島でも見られる。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「刀子」の詳細全文を読む
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