|
刀禰(とね)とは日本の古代から中世にかけて、公事に関与する者の総称として用いられた職名である。近畿およびその周辺の沿岸域を中心に使われた。 == 官人としての刀禰 == 初め令制における主典(さかん)以上の官人の総称として用いられ、そこから里長や坊令等を指すようにもなった。京では保(ほう)(現在の「小字」に相当)の行政や警察を行う「保刀禰」という役職があった。大和地方では在地領主たちの盟主(代表)に対して「刀禰」の名称が使われ、広瀬大忌祭・竜田風神祭などの古い神事に代表として参加した。伊賀地方では「郷(里)刀禰」という長が存在した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「刀禰」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|