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分光放射輝度 : ウィキペディア日本語版
放射輝度[ほうしゃきど]

放射輝度(ほうしゃきど、)とは、放射源の表面上の点からある方向へと放出される放射束を表す物理量である。英語名のままラディアンスとも呼ばれる。放射輝度は、放射束の立体角と放射源表面の投影面積による微分として定義される。拡散源からの放射と、拡散面からの乱反射の両方に用いられる。
SIにおける単位はワット平方メートルステラジアン(記号: W sr m)が用いられる。
== 定義 ==
放射源の表面上の1点を考え、この点から位置 にある微小面 を考える。この点を中心として が張る立体角を とし、この点からの への放射束を とする。さらに、この点を含む微小面積 を考え、その法ベクトルを とし、 と のなす角を とする。この点から の方向への放射輝度は
で定義される。
放射束を放射源の表面積で微分することで、放射源上の点から時間あたりに放出されるエネルギーとなる。さらに立体角で微分することで、ある方向への放出となる。
放射源の表面積 に をかけることで、表面積をエネルギーが放出される方向から見た投影面積へと変換している。これは放射源の表面から斜めに出る放射の場合には放射される方向から見たときの見かけの面積が小さくなり、伝達されるエネルギーの総量が同じならば、面積あたりの密度が高くなることを表現している。
放射源の外側の半球の方向で積分すれば、放射発散度
となる。放射輝度が方向によらない場合は となる。
放射源の広がりが十分小さい場合には、放射源の表面積 で積分すれば、放射強度
となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「放射輝度」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Radiance 」があります。



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