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分圧回路 : ウィキペディア日本語版
分圧回路[ぶんあつかいろ]
分圧回路(ぶんあつかいろ)または分圧器(ぶんあつき、)とは、電子工学において、ある電圧 (''V''in) に比例した電圧 (''V''out) を発生させるよう設計された単純な回路または機器である。また、低周波数の信号減衰器をそのように呼ぶこともある。分圧回路は抵抗分割回路(resistor divider)あるいは電位分割回路(potential divider)とも呼ばれる。
== 抵抗分割の法則 ==
分圧回路は、右図のように2つの抵抗器で構成される。

VinはR1とR2にかかり、VoutはR2にかかる電圧である。
オームの法則により電圧降下は抵抗値に比例するため、
よって、
''R''1 と ''R''2 は、それぞれに複数の抵抗器を直列接続し微調整が出来る。
単純な例として、''R''1 = ''R''2 であれば次のようになる。
もう少し実用的な例として、''V''out=6V、''V''in=9V であった場合、次のようになる。
つまり、''R''2 の抵抗値は ''R''1 の2倍でなければならないことがわかる。
0 と 1 の間の任意の比率が可能である。すなわち、抵抗器のみを使った場合、電圧を逆転させたり、''V''in より ''V''out を大きくしたりはできない。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「分圧回路」の詳細全文を読む



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