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分布様式[ぶんぷようしき]
生態学における分布様式(ぶんぷようしき、)は、生物の個体群における、互いの距離の取り方による個体の分布の特徴のことである。 == 概説 == 生物個体群は一定の地理的範囲(地理分布)の範囲内の、さらに特定の環境を持つ区域内をその生活の場としている(生態分布)。後者の範囲内でその生物が発見される訳であるが、その中であればどこでもその生物が見られる、という訳ではない。植物の場合には原則的に移動しないから、そこに行けば見られる訳であるが、かといってその場にその植物がまんべんなく生育している、という訳ではない。動物の場合は移動するから、この点ではさらに話は異なる。動物によっては集団をつくってまとまって動くものもある。逆に、互いに距離を置いているものもある。 このような、生育区域内における個体の散らばり方(あるいは集まり方)のパターンのことを分布様式と言う。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「分布様式」の詳細全文を読む
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