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切り絵[きりえ]
切り絵(きりえ)は、白黒に染め分けた下絵を黒い紙に固定し、不要な部分を切り抜いて絵を作り上げていく絵画の手法のひとつ。一般的な認知度の高い手法ではないが、白と黒のコントラストの妙や、刃物の切り口による独特の造形が味わい深く、愛好家が多い。 == 概略 == 切り絵は、日本において古より神様の儀式に使われ、今でも飛騨高山などでは奈良時代以来と伝えられる伝統的な様式が残っている。その後、一般的には染物師が使う染の型紙として発達した。現在、京都友禅の「型友禅」の製作初期工程である「型彫り」の匠の技から生まれた切り絵作家として、京都伝統工芸者三代目蓮蔵(本名山川勝雪)がいる。中国ではお守りであり、上海で行われている伝統的切り紙(きりがみ)は、上海で内山書店を経営していた内山完造が日本から伝えたものである。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「切り絵」の詳細全文を読む
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