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初芝立命館中学校・高等学校(はつしばりつめいかんちゅうがっこう・こうとうがっこう)は、大阪府堺市東区西野にある私立中学校・高等学校。 2009年度より立命館大学と連携して中高一貫教育を開始し、これに伴い校名を改称した。旧校名は初芝高等学校・初芝堺中学校。理事長は学校法人立命館理事長の長田豊臣。 == 概要 == 1937年に初芝(堺市東区日置荘西町2丁)の地に開校した。学校法人大阪初芝学園の本部を有し、初芝富田林中学校・高等学校や初芝橋本中学校・高等学校は姉妹校である。 1948年に大阪初芝商業学校から初芝高等学校へと改称。高等学校は2011年4月に北野田の現校舎に移転するまで旧初芝校舎を使用していた。 1998年に初芝の地に初芝高等学校と併設する形で初芝中学校を開設するが、中学校は2001年9月現・北野田キャンパス(旧称:狭山登美丘学舎)に移転。高等学校とは分離することになった。中学校校舎は2003年に開設したはつしば学園小学校と住所を同じくしている。 2000年度からは、教員をグルメ杵屋の社員として採用する制度を採用していたが、現場を含めて多くの批判の声もあり、また、2008年2月に大阪労働局から「出向を名目とした違法な人材派遣」にあたるとして職業安定法違反の疑いで是正指導を受け、現在はすべて学園採用となっている(杵屋採用であった教員もすべて学園採用に転籍された)。 立命館との教学提携に伴い、2009年度より新たに中高一貫校として校名を初芝立命館中学校・高等学校に改称した。中高一貫校への改編当初は従来通り、中学校は北野田・高等学校は初芝と校舎が別れていた。2年後の2011年度より、高等学校校舎も初芝から北野田キャンパス(旧称:狭山登美丘学舎)に移転し、小学校・中学校・高等学校が同一の敷地に位置することになった。 学校の特徴の一つとしてソニー・コンピュータエンタテインメント、ソニー生命保険株式会社などの企業と協力して特別授業を行うことがある。 北野田キャンパス(旧称:狭山登美丘学舎)の校地・校舎は、1971年から1995年3月までキリスト教日本聖公会系の桃山学院大学が狭山登美丘キャンパスとして使用していた。北野田キャンパス(旧称:狭山登美丘学舎)の校舎建物や施設の多くは桃山学院大学時代のものをリフォームして利用している。ミッション系大学が使用していたため敷地内にチャペルが存在していた時期もあった。旧桃山学院チャペルの跡地には初芝立命館高等学校新校舎が建てられ、現在は高等学校校舎として使用されている。 2009年度より学校法人立命館(京都市)との連携での中高一貫教育を開始して、普通科に立命館大学への進学を前提とした「立命館コース」(希望により立命館アジア太平洋大学への進学もあり)およびグローバルコースを設置し、従来の体育科と併せて3つの特色ある教育作りを目指している。 * 1937年4月 - 大阪初芝商業学校として開校。 * 1948年4月 - 新制高校の初芝高等学校となり、普通科・商業科を設置する。 * 1968年1月 - 全国高等学校サッカー選手権大会に出場し、優勝。 * 1969年4月 - デザイン科を設置する。 * 1975年3月 - 第47回選抜高等学校野球大会に初出場。 * 1980年4月 - 体育科を設置する。 * 1984年 - 分校として初芝高等学校富田林学舎を設置。 * 1985年 - 富田林学舎が初芝富田林高等学校として独立。 * 1989年4月 - 商業科を廃止 * 1991年 * 4月 - デザイン科を廃止 * 8月 - 全国高等学校総合体育大会バスケットボール競技大会で準優勝 * 12月 - 全国高等学校バスケットボール選抜優勝大会で準優勝 * 1998年4月 - 初芝中学校を開設(初芝高等学校敷地内に併設)。 * 2001年9月 - 初芝中学校が狭山登美丘学舎に移転。 * 2003年4月 - 初芝中学校が高等学校より分離・独立。 * 2008年7月 - 学校法人立命館との教育と経営面における教学協定の締結を発表。 * 2009年4月 - 立命館大学の接続校となり、中高一貫校に改編し校名を初芝立命館中学校・高等学校に改称。普通科を立命館コースおよびグローバルコースの2コース制に再編した。 * 2011年4月 - 高等学校が北野田キャンパス(旧称:狭山登美丘学舎)に移転。普通科・グローバスコースをグローバルコースS・グローバルコースAに再編した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「初芝立命館中学校・高等学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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