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別府市公会堂[べっぷしこうかいどう]
別府市公会堂(べっぷしこうかいどう)は、大分県別府市にあるホールである。現存する鉄筋コンクリート造の建物としては県内最古のものであり、現在は、別府市中央公民館〔別府市公民館条例 〕及び別府市市民会館〔別府市市民会館の設置及び管理に関する条例 〕が入居している。別府市指定有形文化財。DOCOMOMO Japanによる日本におけるモダン・ムーブメントの建築選定作品〔DOCOMOMO Japan による2012年度「日本におけるモダン・ムーブメントの建築」の選定 docomomo、2014年5月9日〕。 改修工事のため、2014年10月から2016年3月末まで休館中〔中央公民館・市民会館改修工事に伴う休館のお知らせ 別府市〕。 == 概要 == 別府市の市制施行を記念して建築された。敷地の一部はかつての麻生太吉の別荘に当たる〔 別府市教育委員会・別府市文化財調査員〕。 設計は別府郵便電話局電話分室(国の登録有形文化財)と同じ吉田鉄郎。ファサードのデザインは、吉田鉄郎の同時期の作品である京都中央電話局と同様に、ラグナル・エストベリ設計のストックホルム市庁舎の影響を受けているとされる〔 南一誠、INAX REPORT NO.178〕。 この公会堂が竣工した1928年(昭和3年)には、中外産業博覧会が開催されており、その開催日である4月1日夕には本公会堂地下食堂にて580人が列席する宴会が開かれている〔 星野純郎、大塚俊英〕。また、同年には本公会堂のほか、浜脇高等温泉(1928年(昭和3年)6月竣工、1988年(昭和63年)取り壊し))等も建設されている〔懐かしの別府ものがたり: No338 絵葉書物語 東洋一誇る高等温泉 温泉あれこれ④ 公会堂・中外博の昭和3年 今日新聞、2007年9月22日〕。
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