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別黄字銃筒捏造事件[べつおうじじゅうとうねつぞうじけん] 別黄字銃筒捏造事件(べつおうじじゅうとうねつぞうじけん)は、1995年に韓国で発覚した遺跡捏造事件。別名「韓国国宝274号事件」ともいう。 == 遺物の「発見」 == 1992年8月18日、韓国海軍の忠武公海戦遺跡発掘団(「忠武公」は李舜臣の諡)は、慶尚南道統営郡の閑山島の沖合の海底から、壬辰倭乱(文禄・慶長の役)の際に朝鮮水軍の亀甲船に装着されていた小型曲射砲である「別黄字銃筒」を「発見」し引き揚げた。 その砲身には、これまでに発見された銃筒には見られない「亀艦黄子 驚敵船 一射敵船 必水葬(亀甲船の銃筒は敵の船を驚かし、砲撃一発で撃沈させる)」という銘文が刻まれていた。また「万暦丙甲」と刻まれていたので、1598年に鋳造されたものとされた。 「発見」後、一ヶ月もたたないうちに「韓国国宝274号」に指定されることになった。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「別黄字銃筒捏造事件」の詳細全文を読む
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