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刺身[さしみ] 刺身(さしみ)とは、魚介類などの食品を生のまま小片に切り、醤油などの調味料で味を付けて食べる日本料理である。造りやお造りなどとも言う。〔広辞苑第5版〕 == 概要 ==
刺身は食品そのものを味わう料理であり、新鮮で味の良い旬の食品を用意することが大切である〔『旬の食材 秋の魚』講談社 ISBN 4-06-270133-2〕。次に、食品を生かして美しく造るための切り方であり、専用の刺身包丁などを用いて、食品に応じた切り方、盛り付けがなされる〔『旬の食材 春の魚』講談社 ISBN 4-06-270131-6〕〔『四季日本の料理 春』講談社 ISBN 4-06-267451-3〕。 刺身は野菜や海藻なども用いられ、つまという〔広辞苑第5版〕。つまも美しく切り造り、刺身にそえて盛りつけ、一緒に食べる。つまは生のままのダイコンやワカメなどが多いが、これも旬の野菜や野草、山菜など様々である。つまのなかで、特に風味をあたえるものを薬味と呼ぶ。刺身の薬味はワサビに加えて、ショウガやウメ、からしなど様々である。 馬刺し、鶏刺し、レバ刺し、こんにゃく、たけのこ、ゆば、麩など魚介類以外の食品でも、生で美しく切り身にした料理は刺身や造りと呼ぶことがあるのが現状だが、江戸時代にあっては茹でたり、煮たり、焼いたりといった加熱調理をせずに食べさせる料理を刺身と呼んでいた経緯がある〔歴史の謎を探る会『江戸の食卓』152頁 河出書房新社〕。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「刺身」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Sashimi 」があります。
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